オウンドメディアを始めよう、と考えたときに困ることがあると思います。
「どうやって記事コンテンツを用意すればいいんだ?」多くの方がここに悩みを抱えて先に進めなくなってしまうようです。
でも、実は社内にも有効活用できてないだけで、形を変えれば価値のある情報として使えるものがたくさんあるはずです。当社ではこれらを「社内資産」と表現しています。
社内資産には
■すぐに見つかるもの
コーポレートサイト、会社説明パンフレットや広報用資料、営業資料、
セミナー内容、リサーチレポートなど、すでに表に出しているもの
■見つけにくいけど必ずあるもの
社員が保有しているノウハウ、事例、ストックしている業界情報など
といったものがあります。
これらの社内資産をコンテンツ化する際には、まず何を持っているのかを把握する必要があります。そして、それが活用できるものか否かを判断していくことが大事です。今どんなものを保有しているのかを洗い出すためにコンテンツの棚卸しをしてみましょう。
コンテンツの棚卸しをするためには
・タイトル(ページ名、ドキュメント名)
・形式(ウェブページ、PDF、紙媒体、映像など)
・アドレス(ファイルの場合は保管場所など)
・使用可否(転載・二次利用の可否)
・リライト要・不要
などの項目でコンテンツリストを作成します。
タイトル | 形式 | アドレス | 使用可否 | リライト |
---|---|---|---|---|
社長対談 | ウェブ | http://xxxxx | 可 | 不要 |
これからの日本の産業人口について | 冊子 | 業界レポートNo2 18P | 可 | 要 |
インターンイベントレポート2014 | ウェブ | http://xxxxx | 不可 | — |
インターンイベントレポート2016 | ウェブ | http://xxxxx | 可 | 要 |
〇〇産業の歴史1950〜1990年 | 研修資料 | 2015年新人研修資料 3〜5P | 可 | 要 |
〇〇産業の歴史1990〜2010年 | 研修資料 | 2015年新人研修資料6〜9P | 可 | 要 |
といったリストになってくるかと思います。メディアの方向性を考える上でも今ある資産を洗い出して分類していくということはとても重要なステップになります。このリストはとても重要なものになるので、随時アップデートしながら管理していきます。
そう言えばこんなものもあったな…なんて思うものもありませんか?ちょっと考えて見るだけでも、とても有益な資産が見つかるはずです。